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特別展のお知らせ

Special Exhibitions

2023春期特別公開Special Exhibitions in Spring

宝物館

弘法大師行状絵巻修理完成記念
東寺と弘法大師行状絵巻
– 深き徳 高き志 –

会期2023年3月20日(月)〜5月25日(木)
拝観時間午前9時〜午後5時(拝観受付は午後4時30分まで)
会期中無休

国宝 観智院

密教教学の中心となった子院

会期通年公開中
拝観時間午前9時〜午後5時(拝観受付は午後4時30分まで)
会期中無休

金堂・講堂

夜間特別拝観

会期2023年4月29日(土)〜5月7日(日)
拝観時間午後6時~午後9時30分(受付は午後9時まで)
会期中無休

国宝 五重塔

初層の特別公開

会期2023年4月29日(土)〜5月25日(木)
拝観時間午前8時〜午後5時(拝観受付は午後4時30分まで)
会期中無休

夜の特別拝観

夜桜ライトアップ(金堂・講堂夜間特別拝観)

会期2023年3月18日(土)〜4月16日(日)
拝観時間午後6時~午後9時30分(受付は午後9時まで)
会期中無休

美しい青葉の
季節になりました。

南から北へ。桜前線が久しぶりに街を賑わせて
通り過ぎて行きました。

京都の街に落ち着きが戻ってきたかなと思ったら
境内は青葉が美しい季節になりました。

宝物館では、重要文化財 弘法大師行状絵巻の
修理完成を記念して全12巻を展示します。

今年は弘法大師空海生誕1250年の節目の年。
この機会に東寺1200年の寺宝をご鑑賞ください。

宝物館

弘法大師行状絵巻修理完成記念
東寺と弘法大師行状絵巻
– 深き徳 高き志 –

会期2023年3月20日(月)〜5月25日(木)
拝観時間午前9時〜午後5時(拝観受付は午後4時30分まで)
会期中無休

弘法大師空海は真言宗の宗祖として知られ「弘法さん」として親しまれています。その弘法大師空海が高野山において入定した後、様々な「空海(弘法大師)伝」が生まれ、鎌倉時代には弘法大師空海の誕生から入定までを絵や詞書で綴る絵巻が成立しました。

東寺に伝わる、重要文化財 弘法大師空海行状絵巻は、南北朝時代に制作された全12巻の絵巻で、東寺興隆政策を背景に、東寺の立場の強調と教学的な面の充実を目的として、東寺において編纂されました。宗教的に整備され、それまでの弘法大師空海行状絵巻と比較すると、東寺独自の項目を見ることができます。

近年、彩色の剥離や折れが目立つようになったため、2014(平成26)年度より2021(令和3)年度までの8年間、修理を行い、より鮮やかで見やすいものとなりました。本展では、重要文化財 弘法大師空海行状絵巻の修理完成を記念して、修理の成果とともに、展示替えを行いながら、全12巻を展示します。また本年は、弘法大師空海生誕1250年にあたります。これを機に東寺1200年の寺宝に触れていただければ幸いです。

協賛公益社団法人 京都市観光協会
京都仏教会
後援京都市

主な展示

重要文化財
弘法大師行状絵巻
巻一誕生霊瑞(たんじょうれいずい)
巻二渡海入唐(とかいにっとう)
巻十正月修法(しょうがつしゅほう)
巻十一東寺灌頂(とうじかんじょう)
など 全12巻
南北朝時代

重要文化財
弘法大師行状絵巻箱
(こうぼうだいしぎょうじょうえまきばこ)

重要文化財
千手観音菩薩立像
(せんじゅかんのんぼさつりゅうぞう)
平安時代

国宝
兜跋毘沙門天立像
(とばつびしゃもんてんりゅうぞう)
唐時代

重要文化財
地蔵菩薩立像
(じぞうぼさつりゅうぞう)
平安時代

重要文化財
夜叉神立像(雄夜叉)
(やしゃじんりゅうぞう)
平安時代

重要文化財
五重小塔
(ごじゅうのしょうとう)
鎌倉時代

– 絵画 –

弘法大師行状曼荼羅
現代 2曲1双

– 工芸品 –

密教法具
現代

– 書跡・典籍・古文書 –

重要文化財
東寺観智院金剛蔵聖教類
(とうじかんちいんこんごうぞうしょうぎょうるい)
南北朝〜江戸時代

※期間中、一部展示替えがございます。
前期2023年3月20日(月)~4月21日(金)
後期2023年4月22日(土)~5月25日(木)

※重要文化財 弘法大師行状絵巻は、前期に巻一から巻六を、後期に巻七から巻十二を展示します。

国宝 観智院

密教教学の中心となった子院

会期通年公開中
拝観時間午前9時〜午後5時(拝観受付は午後4時30分まで)
会期中無休

屋根をこけら葺に修復し本来の姿を取り戻した、観智院

観智院は、後宇多法皇の発願によって建立された東寺の子院で、密教教学の中心となりました。書院や茶室「楓泉観」を備えるなど、住房の趣を色濃く残しています。

客殿上段の間

客殿は桃山時代の典型的な書院造で国宝指定。上段の間には、宮本武蔵の筆による「鷲の図」と「竹林の図」が描かれています。本尊は五大虚空蔵菩薩坐像ごだいこくうぞうぼさつざぞう。智慧の仏さまで、重要文化財に指定されています。修復工事を終えた後、通年で公開しています。

金堂・講堂

夜間特別拝観

会期2023年4月29日(土)〜5月7日(日)
拝観時間午後6時~午後9時30分(受付は午後9時まで)
会期中無休

夜間、新緑の境内をライトアップするとともに、金堂・講堂を特別公開します。

国宝 五重塔

初層の特別拝観

会期2023年4月29日(土)〜5月25日(木)
拝観時間午前8時〜午後5時(拝観受付は午後4時30分まで)
会期中無休

五重塔

京都のランドマーク、国宝 五重塔は、高さ55メートル。木造の建造物として日本一の高さを誇ります。創建は元慶7年、883年。長い歴史のなかで、何度も失われ、くり返し再建されてきました。現在の五重塔は江戸時代、徳川家光によって再建された5代目にあたります。

非公開の初層内部に足を踏み入れると、そこは極彩色に彩られた密教空間。重厚な外観からは想像もつかないお荘厳な世界が広がっています。

五重塔の初層内部

北西の邪鬼(じゃき)

夜桜ライトアップ(金堂・講堂夜間特別拝観)

会期2023年3月18日(土)〜4月16日(日)
拝観時間午後6時~午後9時30分(受付は午後9時まで)
会期中無休

夜桜をライトアップするとともに、金堂と講堂の夜間特別拝観を行います。

拝観料

3月18日~4月16日
– 夜桜ライトアップ(金堂・講堂夜間特別拝観)

大人高校生中学生以下
夜桜ライトアップ、金堂・講堂
個人1,000500
団体割引、共通券はありません。

(円/人)

3月20日~4月28日
– 春期特別公開

大人高校生中学生以下
金堂・講堂
個人500400300
団体350280200
宝物館
個人500300
団体400240
観智院
個人500300
団体400240
共通券
個人のみ1,000500

(円/人)

4月29日〜5月7日
– 金堂・講堂夜間特別拝観

大人高校生中学生以下
金堂・講堂
個人1,000500
団体割引、共通券はありません。

(円/人)

4月29日~5月25日
– 春期特別公開(五重塔初層特別公開)

大人高校生中学生以下
五重塔初層、金堂・講堂
個人800700500
団体700600400
宝物館
個人500300
団体400240
観智院
個人500300
団体400240
共通券
個人のみ1,300800

(円/人)

※団体は30人以上の割引料金です。
※共通券の団体割引はありません。
※特別公開は、春期、秋期の期間以外にも実施することがあります。
 都合により特別公開や特別参拝などの期間や拝観料が変更になることがあります。
※「京都修学旅行パスポート」を利用すると、金堂・講堂または五重塔初層内部、金堂・講堂の拝観料が割引になります。
 京都修学旅行パスポートの詳細については公益社団法人京都市観光協会 TEL. 075-213-1717 までお問合せください。