2024秋期特別公開Special Exhibitions in Autumn

宝物館

東寺観智院の聖教をまもり伝える
– 真言宗の勧学院 –

会期2024年9月20日(金)〜11月25日(月)
拝観時間午前9時〜午後5時(拝観受付は午後4時30分まで)
会期中無休

国宝 観智院

密教教学の中心となった子院

会期通年公開中
拝観時間午前9時〜午後5時(拝観受付は午後4時30分まで)
会期中無休

国宝 五重塔

初層の特別公開

会期2024年10月26日(土)〜12月8日(日)
拝観時間午前8時〜午後5時(拝観受付は午後4時30分まで)
会期中無休

講堂

立体曼荼羅世界に入る

会期2024年10月26日(土)〜12月8日(日)
拝観時間午前8時〜午後5時(拝観受付は午後4時30分まで)
午後6時~午後9時30分(拝観受付は午後9時まで)
会期中無休

夜の特別拝観

紅葉ライトアップと金堂・講堂夜間特別拝観

会期2024年10月26日(土)〜12月8日(日)
拝観時間午後6時~午後9時30分(受付は午後9時まで)
会期中無休

月夜に映える五重塔と
紅葉のライトアップ。

この秋、東寺では
「東寺観智院の聖教をまもり伝える-真言宗の勧学院-」と題し
選りすぐりの宝物を特別公開しています。

また、夜間には境内の紅葉をライトアップし
金堂と講堂の夜間特別拝観を行っています。

いかがですか。
秋の夜長に月夜をお散歩してみませんか。

秋の東寺は京都駅から歩いて行ける紅葉の名所。
平安京最古、弘法さんのお寺。
夜空に映える五重塔と紅葉を愛でながら
1200年前、平安京の月夜を思ってみませんか。

紅葉ライトアップと金堂・講堂夜間特別拝観

会期2024年10月26日(土)〜12月8日(日)
拝観時間午後6時~午後9時30分(受付は午後9時まで)
会期中無休
入場料大人・高校生 1,000円 中学生以下 500円
団体割引、共通券はありません。
駐車料金普通車 1,000円/大型バス 2,000円
※入場は東門からになります。

宝物館

東寺観智院の聖教をまもり伝える
– 真言宗の勧学院 –

会期2024年9月20日(金)〜11月25日(月)
拝観時間午前9時〜午後5時(拝観受付は午後4時30分まで)
会期中無休

東寺の北総門から北に向かって櫛笥小路が続いています。鎌倉時代、この櫛笥小路に後宇多法皇により、寺僧の住坊を建立する企画が立願され、小路には多くの子院が建ち並んでいました。

その櫛笥小路に位置する観智院は、南北朝時代に初代杲宝こうぼうが建立。第二代の賢宝が山科安祥寺から五大虚空蔵菩薩像を移し本尊として本堂に安置しました。この観智院は、文禄5年(1596年)により、すべて倒壊してしまいましたが、客殿や本堂は、創建時とほぼ同じ規模で再建されました。東寺の子院としては、唯一の遺構です。

この観智院に伝来した宝物は数多くあり、なかでも観智院聖教がよく知られています。これは南北朝時代に杲宝や賢宝らによって、東寺の教学の復興を目指して、京都周辺において、書写・収集された数万点に及ぶ、膨大な聖教群で、観智院は「真言宗の勧学院」とたとえられました。江戸時代には、第十二代杲快と第十三代賢賀の二代にわたって修理が行われました。

本展では、観智院の聖教の書写・収集と修理に焦点を合わせ、東寺の寺宝のなかから、重要文化財東寺観智院聖教類を中心に展示します。これを機に東寺1200年の寺宝に触れていただければ幸いです。

協賛公益社団法人 京都市観光協会
京都仏教会
後援京都市

主な展示

重要文化財
弘法大師行状絵巻
(こうぼうだいしぎょうじょうえまき)
巻二登壇受戒・巻五帰朝奏表
(とうだんじゅかい・きちょうそうひょう)
南北朝時代

– 彫刻 –

重要文化財
千手観音菩薩立像
(せんじゅかんのんぼさつりゅうぞう)
平安時代

国宝
兜跋毘沙門天立像
(とばつびしゃもんてんりゅうぞう)
唐時代

重要文化財
地蔵菩薩立像
(じぞうぼさつりゅうぞう)
平安時代

重要文化財
夜叉神立像(雄夜叉)
(やしゃじんりゅうぞう・おすやしゃ)
平安時代

– 絵画 –

重要文化財
十一面観音像
(じゅういちめんかんのんぞう)
鎌倉時代

重要文化財
不空羂索観音像
(ふくうけんさくかんのんぞう)
鎌倉時代

– 工芸品 –

五鈷杵
(ごこしょ)
鎌倉時代

– 書跡・典籍・古文書 –

国宝
東宝記 巻六
(とうぼうき)
南北朝〜室町時代

国宝
後宇多法皇東寺興隆条々事書
(ごうだほうおうとうじ
こうりゅうじょうじょうことがき)
鎌倉時代

重要文化財
東寺観智院聖教類
(とうじかんちいんしょうぎょうるい)
平安〜江戸時代15,402件のうち

重要文化財
仏説灌頂経 巻第四
(ぶっせつかんじょうきょう)
奈良時代

重要文化財
悉曇蔵 巻第八
(しったんぞう)
平安時代

※期間中、一部展示替えがございます。
前期2024年9月20日(金)~10月21日(月)
後期2024年10月22日(火)~11月25日(月)

国宝 観智院

密教教学の中心となった子院

会期通年公開中
拝観時間午前9時〜午後5時(拝観受付は午後4時30分まで)
会期中無休

屋根をこけら葺に修復し本来の姿を取り戻した、観智院

観智院は、後宇多法皇の発願によって建立された東寺の子院で、密教教学の中心となりました。書院や茶室「楓泉観」を備えるなど、住房の趣を色濃く残しています。

客殿上段の間

客殿は桃山時代の典型的な書院造で国宝指定。上段の間には、宮本武蔵の筆による「鷲の図」と「竹林の図」が描かれています。本尊は五大虚空蔵菩薩坐像ごだいこくうぞうぼさつざぞう。智慧の仏さまで、重要文化財に指定されています。修復工事を終えた後、通年で公開しています。

国宝 五重塔

初層の特別拝観

会期2024年10月26日(土)〜12月8日(日)
拝観時間午前8時〜午後5時(拝観受付は午後4時30分まで)
会期中無休

五重塔

京都のランドマーク、国宝 五重塔は、高さ55メートル。木造の建造物として日本一の高さを誇ります。創建は元慶7年、883年。長い歴史のなかで、何度も失われ、くり返し再建されてきました。現在の五重塔は江戸時代、徳川家光によって再建された5代目にあたります。

非公開の初層内部に足を踏み入れると、そこは極彩色に彩られた密教空間。重厚な外観からは想像もつかない荘厳な世界が広がっています。

五重塔の初層内部

北西の邪鬼(じゃき)

講堂

立体曼荼羅世界に入る

会期2024年10月26日(土)〜12月8日(日)
拝観時間午前8時〜午後5時(拝観受付は午後4時30分まで)
午後6時~午後9時30分(受付は午後9時まで)
会期中無休

講堂諸尊

講堂の須弥壇北面を特別に公開。大日如来を中心に諸尊を安置した須弥壇をぐるりと周回しながら「立体曼荼羅」を360度思い思いの視点からご覧ください。

立体曼荼羅北面

北面から見た大日如来

紅葉ライトアップと金堂・講堂夜間特別拝観

会期2024年10月26日(土)〜12月8日(日)
拝観時間午後6時~午後9時30分(拝観受付は午後9時まで)
会期中無休

夜間、境内のライトアップとともに、金堂と講堂を公開します。講堂では、須弥壇北面を特別に公開。「立体曼荼羅」を360度ぐるりと周回することができます。

秋期特別公開 拝観料

9月20日~10月25日
– 秋期特別公開

大人高校生中学生以下
金堂・講堂
個人500400300
団体350280200
宝物館
個人500300
団体400240
観智院
個人500300
団体400240
共通券
個人のみ1,000500

(円/人)

10月26日〜11月25日
– 秋期特別公開(五重塔初層特別公開)

大人高校生中学生以下
五重塔初層、金堂・講堂
個人800700500
団体700600400
宝物館
個人500300
団体400240
観智院
個人500300
団体400240
共通券
個人のみ1,300800

(円/人)

11月26日〜12月8日
– 五重塔初層特別公開

大人高校生中学生以下
五重塔初層、金堂・講堂
個人800700500
団体700600400
観智院
個人500300
団体400240
共通券
個人のみ1,000600

(円/人)

10月26日〜12月8日
– 紅葉ライトアップと金堂・講堂夜間特別拝観

大人高校生中学生以下
紅葉ライトアップ、金堂・講堂
個人1,000500
団体割引、共通券はありません。

(円/人)

12月9日〜12月31日

大人高校生中学生以下
金堂・講堂
個人500400300
団体350280200
観智院
個人500300
団体400240
共通券
個人のみ800500

(円/人)

※団体は30人以上の割引料金です。
※共通券の団体割引はありません。
※特別公開は、春期、秋期の期間以外にも実施することがあります。
 都合により特別公開や特別参拝などの期間や拝観料が変更になることがあります。
※「京都修学旅行パスポート」を利用すると、金堂・講堂または五重塔初層内部、金堂・講堂の拝観料が割引になります。
 京都修学旅行パスポートの詳細については公益社団法人京都市観光協会 TEL. 075-213-1717 までお問合せください。