目次

特別展のお知らせ

Special Exhibitions

2021秋期特別公開

宝物館

東寺の星マンダラ
– 除災招福の祈り –

会期2021年9月20日(月)〜11月25日(木)
拝観時間午前9時〜午後5時
(拝観受付は午後4時30分まで)
会期中無休

国宝 観智院

密教教学の中心となった子院

会期通年公開中
拝観時間午前9時〜午後5時
(拝観受付は午後4時30分まで)
会期中無休

国宝 五重塔

初層の特別公開

会期2021年10月30日(土)〜12月12日(日)
拝観時間午前8時〜午後5時
(拝観受付は午後4時30分まで)
会期中無休

講堂

立体曼荼羅世界に入る

会期2021年10月30日(土)〜12月12日(日)
拝観時間午前8時〜午後5時
(拝観受付は午後4時30分まで)
午後6時~午後9時30分
(拝観受付は午後9時まで)
会期中無休

夜の特別拝観

紅葉ライトアップと金堂・講堂夜間特別拝観

会期2021年10月30日(土)〜12月12日(日)
拝観時間午後6時~午後9時30分
(受付は午後9時まで)
会期中無休

五重塔と
紅葉のライトアップ。

この秋、宝物館では
「東寺の星マンダラ-除災招福の祈り-」展と題し
東寺1200年の寺宝を特別公開しています。

また、夜間には境内の紅葉をライトアップし
金堂と講堂の夜間特別拝観を行います。

東寺は平安京最古、弘法さんのお寺。
月夜に浮かぶ五重塔と紅葉を愛でながら
平安京、1200年前に思いを飛ばしてみませんか。

紅葉ライトアップと
金堂・講堂夜間特別拝観

会期2021年10月30日(土)〜12月12日(日)
拝観時間午後6時~午後9時30分
(受付は午後9時まで)
会期中無休
入場料大人・高校生 1,000円 
中学生以下 500円
団体割引、共通券はありません。
駐車料金普通車 1,000円 大型バス 2,000円
※入場は東門からになります。

宝物館

東寺の星マンダラ
– 除災招福の祈り –

会期2021年9月20日(月)〜11月25日(木)
拝観時間午前9時〜午後5時
拝観受付は午後4時30分まで
会期中無休

密教では災いをとり除き、福を招くために様々な祈祷や修法を行います。そのなかでも北斗法は、北斗曼荼羅(星曼荼羅)を本尊とする修法で、平安時代から、天変地異や災害に際して、また、天皇や公家の延命や長寿を祈って盛んに行われました。

江戸時代には東寺の御影堂(みえどう)で、不吉な出来事があったときに、毎年正月に行う後七日御修法(ごしちにちみしほ)と同じように天皇の延命や長寿を祈って、臨時の北斗法が執り行われました。現在の東寺では毎年2月3日の節分に星祭り(星供)を行っています。これは個人の当年星について、災いをとり除き、福を招くために行われる庶民信仰の法要といえるでしょう。

さらに東寺の子院に伝わる、北極星を神格化した妙見菩薩像などの仏画や九曜像などの貴重な仏像は、東寺の子院において様々な星を本尊とした祈りが続いていたことを物語っています。本展では星や北斗法に関する曼荼羅や仏画・仏像に焦点を合わせ、重要文化財の密教図像や北斗曼荼羅を展示します。これを機に東寺1200年の寺宝に触れていただければ幸いです。

協賛公益社団法人 京都市観光協会
京都仏教会
後援京都市

主な展示

北斗曼荼羅図
(ほくとまんだらず)
鎌倉時代

重要文化財
千手観音菩薩立像
(せんじゅかんのんぼさつりゅうぞう)
平安時代

国宝
兜跋毘沙門天立像
(とばつびしゃもんてんりゅうぞう)
唐時代

重要文化財
地蔵菩薩立像
(じぞうぼさつりゅうぞう)
平安時代

重要文化財
五重小塔
(ごじゅうのしょうとう)
鎌倉時代

九曜像
(くようぞう)
江戸時代

– 絵画 –

重要文化財
蘇悉地儀軌契印図
(そしつじぎきげいいんず)
唐時代

重要文化財
仁王経五方諸尊図(東方・北方)
(にんのうぎょうごほうしょそんず)
南北朝〜室町時代

重要文化財
火羅図(密教図像のうち)
(からず)
平安時代

重要文化財
六大黒天像(密教図像のうち)
(ろくだいこくてんぞう)
室町時代

重要文化財
請雨経曼荼羅図(密教図像のうち)
(しょううぎょうまんだらず)
鎌倉時代

重要文化財
聖天像(密教図像のうち)
(しょうてんぞう)
鎌倉時代

妙見菩薩像
(みょうけんぼさつぞう)
南北朝・室町時代

– 書跡・典籍・古文書 –

重要文化財
東寺観智院金剛蔵聖教類
(とうじかんちいんこんごうぞうしょうぎょうるい)
平安〜江戸時代

※期間中、一部展示替えがございます。
前期2021年9月20日(月)~10月21日(木)
後期2021年10月22日(金)~11月25日(木)

国宝 観智院

密教教学の中心となった子院

会期通年公開中
拝観時間午前9時〜午後5時
拝観受付は午後4時30分まで
会期中無休

屋根をこけら葺に修復し本来の姿を取り戻した、観智院

観智院は、後宇多法皇の発願によって建立された東寺の子院で、密教教学の中心となりました。書院や茶室「楓泉観」を備えるなど、住房の趣を色濃く残しています。

客殿上段の間

客殿は桃山時代の典型的な書院造で国宝指定。上段の間には、宮本武蔵の筆による「鷲の図」と「竹林の図」が描かれています。本尊は五大虚空蔵菩薩坐像(ごだいこくうぞうぼさつざぞう)。智慧の仏さまで、重要文化財に指定されています。修復工事を終えた後、通年で公開しています。

国宝 五重塔

初層の特別拝観

会期2021年10月30日(土)〜12月12日(日)
拝観時間午前8時〜午後5時
拝観受付は午後4時30分まで
会期中無休

五重塔

京都のランドマーク、国宝 五重塔は、高さ55メートル。木造の建造物として日本一の高さを誇ります。創建は元慶7年、883年。長い歴史のなかで、何度も失われ、くり返し再建されてきました。現在の五重塔は江戸時代、徳川家光によって再建された5代目にあたります。

極彩色に彩られた密教空間が広がる非公開の初層内部を、外側から基壇の上をぐるりと巡るかたちで特別公開します。

五重塔の初層内部

北西の邪鬼(じゃき)

講堂

立体曼荼羅世界に入る

会期2021年10月30日(土)〜12月12日(日)
拝観時間午前8時〜午後5時
拝観受付は午後4時30分まで
午後6時~午後9時30分
拝観受付は午後9時まで
会期中無休

講堂諸尊

講堂の須弥壇北面を特別に公開。大日如来を中心に諸尊を安置した須弥壇をぐるりと周回しながら「立体曼荼羅」を360度思い思いの視点からご覧ください。

立体曼荼羅北面

北面から見た大日如来

紅葉ライトアップと
金堂・講堂夜間特別拝観

会期2021年10月30日(土)〜12月12日(日)
拝観時間午後6時~午後9時30分
拝観受付は午後9時まで
会期中無休

夜間、境内のライトアップとともに、金堂と講堂を公開します。講堂では、須弥壇北面を特別に公開。「立体曼荼羅」を360度ぐるりと周回することができます。

秋期特別公開 拝観料

9月20日~10月29日
– 秋期特別公開

大人高校生中学生以下
金堂・講堂
個人500400300
団体350280200
宝物館
個人500300
団体400240
観智院
個人500300
団体400240
共通券
個人のみ1,000500

(円/人)

10月30日~11月25日
– 秋期特別公開(五重塔初層特別公開)

大人高校生中学生以下
五重塔初層、金堂・講堂
個人800700500
団体700600400
宝物館
個人500300
団体400240
観智院
個人500300
団体400240
共通券
個人のみ1,300800

(円/人)

11月26日~12月12日
– 五重塔初層特別公開

大人高校生中学生以下
五重塔初層、金堂・講堂
個人800700500
団体700600400
観智院
個人500300
団体400240
共通券
個人のみ1,000600

(円/人)

10月30日~12月12日
– 紅葉ライトアップと金堂・講堂夜間特別拝観

大人高校生中学生以下
紅葉ライトアップ、金堂・講堂
個人1,000500
団体割引、共通券はありません。

(円/人)

12月13日~12月31日

大人高校生中学生以下
金堂・講堂
個人500400300
団体350280200
観智院
個人500300
団体400240
共通券
個人のみ800500

(円/人)

※団体は30人以上の割引料金です。
※共通券の団体割引はありません。
※特別公開は、春期、秋期の期間以外にも実施することがあります。
 都合により特別公開や特別参拝などの期間や拝観料が変更になることがあります。
※「京都修学旅行パスポート」を利用すると、金堂・講堂または五重塔初層内部、金堂・講堂の拝観料が割引になります。
 京都修学旅行パスポートの詳細については公益社団法人京都市観光協会 TEL. 075-213-1717 までお問合せください。