法要のご案内Rituals Visitingご参拝Rituals Visiting

年間の法要の予定とお参りや拝観に来られた方々が、
ご参拝いただける主な法会ほうえをご紹介します。ぜひ、ご参拝ください。

生身供しょうじんく

お舎利さん、として
親しまれる生身供

御影堂
毎日 午前6時

弘法大師空海の住房だった御影堂で、毎朝6時から、一の膳、二の膳、お茶をお供えする、生身供がはじまります。ご参拝の方は、午前5時50分ごろまでに御影堂の唐門、または西門前にお越しください。10回の鐘の音の後、門が開きます。そのあとは、毎日お参りに来ている方々にならい御影堂の外陣げじんへ。法要の最後には、弘法大師空海が持ち帰った仏舎利を頭と両手にお授けします。お舎利さん(仏舎利)のお授けは、午前6時20分頃になります。

大般若会だいはんにゃえ

600巻もの大般若経を
転読する大般若会

大日堂
毎月1日 午前10時

仏の教えを綴った600巻の大般若経を転読し、国家安穏、五穀豊穰、一人一人の家内安全を祈念する法要です。ご参拝の方は、御影堂の外陣げじんにお上がりください。僧が退堂したあと、順番に結界けっかいの前にお進みください。大般若経を頭にそっとお授けします。仏の智慧をいただいてお帰りください。

逮夜たいや

弘法大師空海が
入定にゅうじょうになった
前日のお逮夜の法要

御影堂
毎月20日 午後2時

弘法大師空海が高野山奥の院にご入定になった21日には御影供みえくという法要を行います。お逮夜はその前日に行う法要です。御影堂の外陣げじんにお上がりいただけます。

御影供みえく

弘法大師空海が
ご入定になった
21日の御影供

御影堂
毎月21日 午前10時

承和2年、835年3月21日、高野山奥の院に弘法大師空海はご入定になりました。新暦の4月21日にあたります。毎月21日には報恩感謝の法要を行います。御影堂の外陣げじんにお上がりいただけます。
なお、毎月21日は境内全域で弘法市が開かれます。

回向法要えこうほうよう

先祖供養の法要
回向法要

大日堂
毎月21日 午後1時

御影堂と向いあうように大日堂があります。大日堂は、嵯峨天皇をはじめ足利尊氏などのご位牌を納める尊牌堂そんぱいどう。ご先祖の供養を行うお堂です。先祖供養の回向を申し込まれた方はご入堂いただけます。

八幡宮護摩供はちまんぐうごまく

鎮守八幡宮の本尊を供養する
八幡宮護摩供

鎮守八幡宮
毎月21日 午前10時/午後1時

弘法大師空海が彫ったと伝えられる秘仏の僧形八幡神そうぎょうはちまんしんと二体の女神女神じょしん。そして武内宿禰たけのうちのすくねを供養し、豊楽と平安を願う護摩供です。社殿の外からその様子をご覧いただけます。

布薩会ふさつえ

僧とともに日々の生活を
反省する布薩会

御影堂
4月、5月、7月、9月、10月、12月
15日 午後2時

僧とともに、日々の行いを反省し、心を洗う法要です。御影堂の外陣げじんにお上がりいただき、僧と同じ作法で、心を洗い清めてください。

令和6年(2024年)の行事予定

睦月
– 1月 –

日付行事 [場所]
1日初詣
大般若会 [御影堂]
午前10時
八幡宮護摩供 [鎮守八幡宮]
午前10時、午後1時
3日修正会しゅしょうえ [御影堂]
午後1時
厄除けの御宝印を祈願し、堂内の柱、僧の頭に朱印を押していきます。その後、御影堂の南側で御宝印を授けます。
供養料:500円
8日後七日御修法ごしちにちしほ [灌頂院]
14日までの7日間
宮中真言院で弘法大師空海によってはじめられた正月行事です。真言宗の最高の儀式で、真言宗各派が一堂に集まり、鎮護国家、五穀豊穰、国土豊穰を祈ります。秘法のため灌頂院道場への入堂はできませんが、上堂と退堂の列をご参拝いただけます。
20日逮夜たいや [御影堂]
午後2時
21日初弘法はつこうぼう
御影供 [御影堂]
午前10時
回向法要 [大日堂]
午後1時
八幡宮護摩供 [鎮守八幡宮]
午前10時、午後1時
28日講堂修正会こうどうしゅしょうえ [講堂]
午前10時
厄除けの御宝印を祈願し、講堂の須弥壇、堂内の柱、僧の頭に御宝印を押していきます。その後、講堂の西側で御宝印を授けます。
供養料:500円

如月
– 2月 –

日付行事 [場所]
1日大般若会 [御影堂]
午前10時
3日星祭り(節分会) [御影堂]
午後2時
生まれ年によってめぐってくる九曜星の吉凶の星を供養し、除災招福を祈る法要です。
15日涅槃会ねはんえ [御影堂]
午後2時
お釈迦様がご入滅になった日の法要です。
20日お逮夜 [御影堂]
午後2時
21日御影供 [御影堂]
午前10時
回向法要 [大日堂]
午後1時

弥生
– 3月 –

日付行事 [場所]
1日大般若会 [御影堂]
午前10時
15日春のお火焚き法要 [鎮守八幡宮]
午前10時
18日春の彼岸会 [大日堂]
午前9時30分~午後3時30分
24日までの7日間
20日お逮夜 [御影堂]
午後2時
21日御影供 [御影堂]
午前10時
回向法要 [大日堂]
午後1時

卯月
– 4月 –

日付行事 [場所]
1日大般若会 [御影堂]
午前10時
14日献米法要 [御影堂・境内特設会場]
午前11時
15日布薩会 [御影堂]
午後2時
20日お逮夜 [御影堂]
午後2時
21日正御影供しょうみえく [御影堂]
午前10時
法要は御影供をご参照ください。
承和2年、835年の3月21日(旧暦)、弘法大師空海は、高野山奥の院にご入定になりました。新暦では4月21日。この日の法要を正御影供といいます。弘法大師空海に報恩感謝する法要を行います。御影堂の外陣げじんにお上がりいただけます。
灌頂院閼伽井かんじょういんあかい公開 [灌頂院]
午前10時~午後3時
年に一度、灌頂院の北門を開き、閼伽井に掛けた絵馬を公開します。向かって左が一昨年、右が去年、中央が本年となります。馬の体躯により経済の成長や豊作を占います。
回向法要 [大日堂]
午後1時

皐月
– 5月 –

日付行事 [場所]
1日大般若会 [御影堂]
午前10時
3日稲荷還幸祭いなりかんこうさい [慶賀門]
午後2時
伏見稲荷の神様をお出迎えする儀式です。当日、五基のご神輿は供奉列を従え、東寺の慶賀門に到着します。その後、京都市内を巡行します。
15日布薩会 [御影堂]
午後2時
20日お逮夜 [御影堂]
午後2時
21日御影供 [御影堂]
午前10時
回向法要 [大日堂]
午後1時

水無月
– 6月 –

日付行事 [場所]
1日大般若会 [御影堂]
午前10時
15日弘法大師降誕会こうぼうだいしごうたんえ [御影堂]
午前10時
弘法大師空海は宝亀5年、774年に讃岐、現在の香川県でお生まれになりました。報恩感謝の法要が行われ、洛南高等学校の吹奏楽部の生徒たちが奏でる音楽のなか、西京極幼稚園、七条幼稚園、東寺保育園、洛南高等学校付属小学校の園児、児童たちが、弘法大師空海にお祝いの言葉を伝えます。明るく、未来を感じられる法要です。
おさなごのつどい [講堂北側]
午前11時
園児、児童たちが弘法大師空海にご挨拶をし、歌を唄い、洛南高等学校の吹奏部の生徒たちが演奏を披露します。どなたでもご覧いただけます。
20日お逮夜 [御影堂]
午後2時
21日御影供 [御影堂]
午前10時
回向法要 [大日堂]
午後1時

文月
– 7月 –

日付行事 [場所]
1日大般若会 [御影堂]
午前10時
15日布薩会 [御影堂]
午後2時
20日お逮夜 [御影堂]
午後2時
21日御影供 [御影堂]
午前10時
回向法要 [大日堂]
午後1時

葉月
– 8月 –

日付行事 [場所]
1日大般若会 [御影堂]
午前10時
12日精霊会しょうりょうえ [大日堂]
午前7時
13日盂蘭盆会うらぼんえ [大日堂]
午前9時30分~午後3時30分
15日まで3日間
15日万燈会まんどうえ [大日堂]
午後6時
精霊を供養する法要を行います。
20日お逮夜 [御影堂]
午後2時
21日御影供 [御影堂]
午前10時
回向法要 [大日堂]
午後1時

長月
– 9月 –

日付行事 [場所]
1日大般若会 [御影堂]
午前10時
15日布薩会 [御影堂]
午後2時
19日秋の彼岸会 [大日堂]
午前9時30分~午後3時30分
25日までの7日間
お逮夜 [御影堂]
午後2時
21日御影供 [御影堂]
午前10時
回向法要 [大日堂]
午後1時

神無月
– 10月 –

日付行事 [場所]
1日大般若会 [御影堂]
午前10時
15日布薩会 [御影堂]
午後2時
20日お逮夜 [御影堂]
午後2時
21日御影供 [御影堂]
午前10時
回向法要 [大日堂]
午後1時

霜月
– 11月 –

日付行事 [場所]
1日大般若会 [御影堂]
午前10時
15日秋のお火焚き法要 [鎮守八幡宮]
午前10時
20日お逮夜 [御影堂]
午後2時
21日御影供 [御影堂]
午前10時
回向法要 [大日堂]
午後1時

師走
– 12月 –

日付行事 [場所]
1日大般若会 [御影堂]
午前10時
15日布薩会 [御影堂]
午後2時
20日お逮夜 [御影堂]
午後2時
21日終弘法しまいこうぼう
御影供 [御影堂]
午前10時
回向法要 [大日堂]
午後1時