2009春期特別公開 / SPECIAL EXHIBITION IN SPRING


国宝 五重塔 内陣拝観
宝物館「東寺五重塔の歴史と美術」展
国宝 観智院 宮本武蔵筆「鷲の図」公開

会期:3月20日(金)~5月25日(月)
拝観時間:午前9時~午後5時30分 (拝観受付は5時まで・会期中無休)

この春は、境内の散策にいらっしゃいませんか。


東寺では、五重塔の内陣拝観、
宝物館の「東寺五重塔の歴史と美術」展、
観智院の特別公開を行っています。
春の境内、主役が五重塔なら、
樹齢100年を超す八重紅枝垂れ桜「不二桜」は、
春を演じる名脇役。
ソメイヨシノや牡丹、新緑が色を添え、
境内は花舞台になります。
春の花と五重塔、
めったにお目にかかれない寺宝の公開と、
宮本武蔵筆「鷲の図」がある観智院の特別拝観。
東寺1200年の奥深さを
感じていただけたらと思います。

五重塔 初層内陣の特別拝観


東寺の五重塔は国宝。日本で一番高い五重塔です。創建は元慶7年、883年。今年で、1126年目の春を迎えました。初層内陣は、重厚な外観からは想像もつかないほどの極彩色に彩られた密教空間が広がっています。この機会に、どうぞ、ご拝観ください。

宝物館 「東寺五重塔の歴史と美術」展


五重塔は、長い歴史のなかで、何度も失われ、くり返し再建されてきました。現在の五重塔は江戸時代に徳川家光によって建てられた5代目です。五重塔の再建は、大事業で、再建後には、盛大に塔供養が行われました。今回の特別展では、五重塔の特別公開を記念して、五重塔の晴れ舞台となった塔供養に焦点を合わせ、五重塔ゆかりの宝物を一堂に公開いたします。

協賛 社団法人 京都市観光協会 京都仏教会
※期間中、一部展示替えがございます。
前期 : 3月20日(金)~4月22日(水)
後期 : 4月23日(木)~5月25日(月)


八部衆面(はちぶしゅうめん) 鎌倉時代
夜叉(やしゃ) 阿修羅(あしゅら) 迦楼羅(かるら)


重要文化財 水精念珠(すいしょうねんじゅ) 平安時代


重要文化財 五重小塔(ごじゅうのしょうとう) 鎌倉時代


新健陀穀子袈裟(しんけんだこくしのけさ) 江戸時代


国宝 東宝記(とうぼうき)第二 南北朝時代 (後期展示)


重要文化財 弘法大師行状絵詞(こうぼうだいしぎょうじょうえことば)(巻九)講堂起立 南北朝時代 (前期展示)


後醍醐天皇塔供養願文(ごだいごてんのうとうくようがんもん) 南北朝時代 (前期展示)

観智院 十三参りと写経のお寺


観智院は、後宇多法皇が東寺興隆の発願によって、東寺の子院として創建されました。五大の庭を臨む、客殿は、桃山時代の典型的な書院造で国宝に指定されています。その上段の間に描かれているのが、宮本武蔵筆の「鷲の図」「竹林の図」。本尊は、五大虚空蔵菩薩(ごだいこくうぞうぼさつ)。智慧(ちえ)の仏さまで、重要文化財に指定されています。期間中、観智院では、写経を行っています。ご希望の方は、当日、受付にて、お申し込みください。

春期特別公開 拝観料

-五重塔、金堂・講堂宝物館観智院共通券
個人団体個人団体個人団体
大人8007005004005004001300
高校生700600
中学生以下500400300240300240800

(単位:円)

※団体は30名からの割引料金です。
※共通券の団体割引はありません。
※特別公開は春期、秋期以外にも実施することがあります。 都合により特別公開の開催期間や拝観料が変更になることがあります。
※「京都修学旅行パスポート」はご利用いただけます。ただし、五重塔、金堂・講堂の拝観券のみの割引となります。 詳しくは、社団法人京都市観光協会 Tel.075-752-0227 までお問い合せください。